中国滞在規定|宿泊届出とオーバーステイ対策完全ガイド

外国人必見!24時間以内の宿泊届出義務、ホテルとAirbnbの手続き、オーバーステイの罰則、緊急時の対応方法をまとめました。

中国滞在規定|宿泊届出とオーバーステイ対策完全ガイド

宿泊届出とは?

中国に滞在するすべての外国人は、24時間以内に宿泊届出をする義務があります。これは任意ではなく、中国出入境管理法第39条で定められた法的義務です。ビザ免除での短期旅行者も対象です。

⚠️ 届出しないと: 警告+最大2,000元(約4万円)の罰金!

届出期限

対象者期限
外国人(都市部)24時間
外国人(農村部)24時間
香港・マカオ・台湾住民(農村部)72時間

再届出が必要なケース

以下の場合、再度届出が必要です:

状況期限
ホテルを変更(同じ市内)24時間
別の都市に移動24時間
中国に再入国24時間
新しいパスポートを取得24時間

ホテル宿泊(簡単な方法)

ホテルに泊まる場合、届出は自動です。ホテルがすべて処理してくれるので、派出所に行く必要はありません。

ホテルチェックインの流れ

  1. フロントでパスポートを提示
  2. ホテルがパスポート情報をスキャン/コピー
  3. ホテルが2時間以内に公安局へ情報送信
  4. 完了!(追加手続き不要)

登録証明をもらう(推奨)

💡 ポイント: ホテルに登録証明(住宿登记证明)を依頼しましょう。後で証明が必要な場合に便利です。

外国人を受け入れるホテル

すべてのホテルが外国人を受け入れているわけではありません。安心な選択肢:

  • 国際チェーン:マリオット、ヒルトン、ハイアット、IHG、インターコンチネンタル
  • ほとんどの4つ星以上のホテル
  • 外国人受入許可を持つホテル

予約前に:

  • 電話で確認:「外国人可以入住吗?」(外国人は泊まれますか?)
  • オンライン予約サイトで「外国人受入可」のバッジを確認

Airbnb・個人宅(自分で届出)

ホテル以外に泊まる場合、派出所で直接届出が必要です。

対象となる宿泊

  • Airbnb、Booking.comのアパートメント
  • 友人や親戚の家
  • 賃貸アパート
  • 社員寮

届出方法

方法説明
直接訪問最寄りの派出所へ
オンライン一部地域(上海の一部)で可能
ホスト代理ホストが代わりに届出可能

派出所に持っていくもの

書類誰が用意
パスポート(原本)あなた
ホストの身分証明書ホスト(同行必要)
宿泊証明ホスト

宿泊証明として認められるもの:

  • 不動産所有証明書(房产证)
  • 賃貸契約書
  • 公共料金の請求書

届出の手順

  1. 宿泊先に到着
  2. 24時間以内に最寄りの派出所へ
  3. あなた+ホスト(または代理人)で一緒に行く
  4. 届出用紙に記入
  5. 宿泊登記証明を受け取る
  6. 滞在中は大切に保管

上海で派出所を見つける

Baiduマップで「派出所」と検索するか、ホストに聞いてください。

受付時間:

  • 平日:9:00〜17:00(一般的)
  • 一部の派出所は24時間対応

複数都市を旅行する場合

中国国内を移動する場合、新しい都市ごとに再届出が必要です。

旅程例

日程都市宿泊届出
1〜3日目上海ホテル自動 ✓
4〜5日目杭州ホテル自動 ✓
6日目蘇州Airbnb派出所で必要
7〜8日目上海ホテル自動 ✓

240時間トランジット:滞在可能エリア

240時間トランジットの場合、24省指定エリアに限定されます。

全域滞在可(18地域)

地域中国語主要都市
北京北京市北京
天津天津市天津
上海上海市上海
重慶重庆市重慶
河北河北省石家荘
遼寧辽宁省瀋陽、大連
江蘇江苏省南京、蘇州
浙江浙江省杭州、寧波
安徽安徽省合肥
福建福建省アモイ、福州
山東山东省青島、済南
河南河南省鄭州
湖北湖北省武漢
湖南湖南省長沙
広東广东省広州、深圳
海南海南省海口、三亜
貴州贵州省貴陽
陝西陕西省西安

一部都市のみ(6地域)

滞在可能な都市
黒龍江ハルビンのみ
山西太原、大同
江西南昌、景徳鎮
広西南寧、桂林など12都市
四川成都など11都市
雲南昆明、大理、麗江など9都市

30日間ビザ免除 = 制限なし

30日間ビザ免除なら中国全土どこでも行けます。地域制限はありません。

滞在期間の計算方法

滞在は到着翌日の0時からカウントされます。

240時間トランジットの例

イベント日時
入国1月22日 15:00
カウント開始1月23日 0:00
出国期限2月2日 23:59

30日間ビザ免除の例

イベント日付
入国1月1日
出国期限1月30日 深夜

オーバーステイの罰則

オーバーステイは中国では重大な違反です。

罰金体系

期間罰則
1〜2日警告または500元/日の罰金(自己申告で軽減の可能性)
3〜30日500元/日の罰金(上限10,000元)
30日超10,000元の罰金+5〜15日間の拘留強制退去

長期的な影響

重大度影響
軽度のオーバーステイ記録に残り、将来のビザ申請に影響する可能性
重度のオーバーステイ最大10年間の入国禁止

⚠️ 猶予期間はありません! 1日でも超過すれば不法滞在です。

オーバーステイした場合の対処

  1. すぐに最寄りの公安局出入境管理部門
  2. 状況を正直に説明
  3. 罰金を支払う
  4. 出国許可を取得

💡 知っておくと良いこと: 正当な理由(フライトキャンセル、医療緊急事態)で自己申告すれば、罰則が軽減される可能性があります。

緊急時の滞在延長

基本的に、ビザ免除での滞在は延長不可です。

ただし緊急事態は例外です:

延長が認められる理由

理由必要な証明
医療緊急事態入院記録、診断書、医師の意見書
自然災害政府通知、フライトキャンセル証明
不可抗力公式通知、大使館の声明
フライトキャンセル(代替便なし)航空会社のキャンセル通知、代替便がない証明

申請方法

  1. 滞在期限の7日以上前に申請
  2. 公安局出入境管理部門を訪問
  3. 提出物:
    • パスポート
    • 最近の写真
    • 延長申請書
    • 宿泊登記証明
    • 緊急事態の証明
  4. 処理期間:約7営業日
  5. 手数料:約160元(約3,200円)

よくある質問

Q: ホテルからAirbnbに移る場合は?

ホテルをチェックアウトしてAirbnbにチェックインしたら、24時間以内に最寄りの派出所で届出してください。ホストの同行が必要です。

Q: 同じ市内でホテルを変更したら再届出は必要?

はい、でも新しいホテルがチェックイン時に自動で処理してくれます。

Q: 届出しないとどうなる?

出国時の入国審査で発覚する可能性があります。警告と最大2,000元の罰金が予想されます。

Q: 数時間遅れても大丈夫?

厳密には違反ですが、正当な理由で自己申告すれば通常は警告だけで済みます。できるだけ早く届出しましょう。

連絡先

サービス連絡先
中国出入国管理ホットライン12367
上海出入境管理局+86-21-28951900

クイックチェックリスト

到着後24時間以内:

  • 宿泊先にチェックイン
  • ホテル:パスポート提示(自動登録)
  • Airbnb/友人宅:派出所で届出
  • 登記証明を保管

都市を移動するとき:

  • 24時間以内に再届出
  • ホテル=自動、非ホテル=手動

出発前:

  • 滞在期限を確認
  • 期限内に出国

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